スプレッドと手数料の関係とは?
こんにちは!とらママです。
FXの広告で、やたらスプレッドの狭さをアピールしている会社をよく見るんだけど、スプレッドが狭いと私たち顧客にはどんないいことがあるのだろう?
疑問に思ったので元FX会社社員のママ友(さるママ)に聞いてみたよ!
とらママ『FXは買える価格と売れる価格が違って、その差のことをスプレッドって言うでしょ?
スプレッドが狭いのと広いのじゃどんな違いがあるの??』
さるママ『スプレッドは取引コストとして考えることができるの。
取引コスト=手数料ってことなんだけど、「通貨数量×スプレッド」により算出できるわ。
例えば、スプレッドが0.2銭のときに米ドル円を1万通貨取引したとする。
0.2銭は0.002円なので、1万通貨取引した場合は、取引が成立した時点での含み損は「0.002円×1万通貨=20円」となる。
つまり、スプレッド0.2銭で1万通貨の取引をした場合のスプレッドにより生じる取引コストは20円となるわ。』
とらママ『なるほど。手数料0円とうたっていても実際には20円ほどの手数料が発生しているのと同じなのね!
もしスプレッドが広ければそれだけ取引コストがかかってしまうのか。』
さるママ『そうなの。あと、スプレッドは金融市場の流動性などにより変動することを覚えておいてね。
特に、FX会社のサービス開始・終了時間は取引参加者が少なかったり、クリスマス休暇中などで休場していると金融市場の流動性が著しく低下するから、スプレッドが大きく広がる可能性が高いわ。
スプレッドを固定している会社の広告を見たことあると思うけど、あれはあくまでも原則固定だから、不測の事態が起きたときはスプレッドが広がる可能性があることも忘れないで!』
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